2024.12.25
トラベルナースとは? 魅力や仕事内容メリット・デメリットまで徹底解説
トラベルナースとは?基本情報と仕事内容
『トラベルナース』という言葉は、同名のドラマで耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。実はこのトラベルナース、近年注目を集めている働き方なのです!まずは、その概要や仕事内容、特徴について詳しくご紹介します。
トラベルナースの定義と意味
トラベルナースとは「看護師が不足している病院や施設などで、期限付きで働く看護師」を指します。
旅行に同行するツアーナースと混同されやすいのですが、このトラベルナースは名前の通り看護師自身が旅するように就業場所を移動する働き方です。自分のライフスタイルに合わせて、就業環境や生活環境を変えられる魅力があります。
派遣看護師との違いは、雇用主が誰になるかです。派遣看護師では派遣会社と雇用契約を結びますが、トラベルナースでは勤務先の医療施設と直接雇用契約を結びます。
トラベルナースの仕事内容と職場環境
基本的には、勤務先の病院やクリニック、施設で他の看護師と同じ業務を担当します。ただし、トラベルナースの役割は人手不足の現場を支える助っ人として働くことにあるため、即戦力となる経験やスキルが求められます。
職場環境は忙しい現場が多いですが、病院やクリニック、施設など幅広い選択肢があり、自分に合った就業場所を選ぶことが可能です。
トラベルナースの求人の特徴
トラベルナースの求人は“期限付き”という特徴があります。6か月の契約期間が多いですが、短期間や契約延長、正社員登用のケースもあります。
採用側は即戦力を求めていることが多く、経験年数や特定科の経験が必須とされることもあります。
トラベルナースの月収や給与体系
ここからはトラベルナースの給与事情を見ていきます。
トラベルナースの平均月収
平均月収は地域によって異なりますが、おおよそ30~50万円で、同じ地域で働く他の看護師より高くなる傾向があります。しかし、ボーナスや退職金は基本的に支給されません。
年収で考えると他の看護師と同等か、場合によっては少なくなることもあります。
その他手当など
赴任時の交通費や引っ越し代金の支給、寮の提供や光熱費の負担がある場合もあります。短期間のために家を契約する負担を軽減できる点は大きなメリットです。
トラベルナースのメリット・デメリット
トラベルナースのメリット
好きな場所で働ける
日本全国どこでも働けるため、気になる街で短期間移住することも可能です。
人間関係に悩まない
就業期間が決まっているため、長期的な人間関係のストレスが軽減されます。
トラベルナースのデメリット
キャリアアップが難しい
主任や師長などの役職への昇進は難しい傾向にあります。
忙しい場所が多い
即戦力が求められるため、研修や教育の機会は少ないことが多いです。
仕事の空白期間が生じる可能性がある
契約期間終了後、次の仕事まで空白期間が生じる可能性があります。
まとめ
この記事では、トラベルナースの概要、仕事内容、給与制度、メリット・デメリットについて紹介しました。
トラベルナースの一番の魅力は、生活環境を変えられる点ではないでしょうか?
さまざまな環境で経験を積みたい、私生活を充実させたいという思いがあれば、候補の一つとしてトラベルナースを検討してみてはいかがでしょうか?